このツールでできること
バーコードシートの一括作成ページは、商品コード、社内管理番号、URLなどを複数行で受け取り、同じ種類のバーコード画像をまとめて確認するためのページです。入力したコードはブラウザ内で解析・描画されるため、作業用の一覧をサーバーへ送信する仕組みはありません。生成結果はカード形式で並び、各カードからPNGを保存できます。複数件をまとめて保存したいときは、生成可能なカードを一つのZIPファイルにまとめることもできます。
対応しているコード種別は、EAN-13(JAN)、EAN-8、CODE128、CODE39、NW-7 / Codabar、QRコード、ITF-14です。標準の入力画面では一つの形式を選び、その形式として全行を処理します。形式ごとに入力できる文字や桁数が異なるため、エラー行が出た場合は、ページ下部の結果カードと形式別の解説を確認してください。
使い方:入力から保存まで
- 入力する。上部の「コード・URL」欄から1件ずつ追加するか、「一括入力(1行1件)」へ複数行を貼り付けます。単体入力では表示名、価格、枚数も一緒に指定できます。
- コード種別を選ぶ。「EAN-13(JAN)」などのセレクトボックスから、入力値に合う形式を選びます。JANのときだけチェックデジットの自動計算・検証チェックボックスが表示されます。
- 生成する。「一括作成」を押すと、空行を除いた各行がカードに変換されます。生成可能な件数、警告、エラーの数はステータスに表示されるので、カードの並びと合わせて確認します。
- 画像を保存する。個別カードの「PNG保存」で1件ずつ保存できます。まとめて保存する場合は「PNGを一括保存(ZIP)」を押します。ファイル名は個別保存ではコードを使い、まとめ保存では重複名に連番を付けたPNGを
barcodes.zipへ格納します。 - ラベル印刷へ進む。同じ画面のラベル印刷パネルで用紙プリセット、開始位置、X/Y微調整を指定できます。商品名と価格を表示する値札モード、枚数に応じた面付け、シート全体プレビュー、テスト印刷も利用できます。詳しい用紙の考え方はラベル用紙の解説をご覧ください。
入力の区切り方と列の意味
入力欄は改行で1件を区切ります。1行にタブが含まれていればタブ区切り、含まれていなければカンマ区切りとして解釈します。基本の列順は「コード, 表示名, 価格, 枚数」です。たとえば、490123456789,りんご,198,2はコード、表示名、価格、枚数をすべて指定する例です。ABC-001 棚A 1,280 12のように、Excelからコピーしたタブ区切りも利用できます。
| 列 | 意味 | 省略時 |
|---|---|---|
| 1列目 | バーコード化するコードまたはQRに入れる文字列 | 空欄はエラー |
| 2列目 | カードやラベルに表示する名前 | 空欄 |
| 3列目 | カードや値札に表示する価格 | 空欄 |
| 4列目 | ラベルへ展開する枚数 | 1枚 |
価格は文字列として表示され、入力値の前に円記号が付きます。枚数は1以上の整数として扱われ、空欄なら1枚です。0、負数、数字以外などの不正な枚数は1枚へ補正され、1000以上は999枚へ補正されます。補正が行われた行には警告が付きます。価格のカンマを含めたい場合は、タブ区切りで列を分けるほうが安全です。
エラー行の扱い
形式に合わない行があっても入力全体を消すことはありません。結果には行番号付きのエラーが表示され、エラー行は画像保存やラベル印刷の対象から外れます。EAN-13とEAN-8で自動計算をオンにした場合は、必要な本体桁数から末尾のチェックデジットを補完します。すでに末尾まで入力した値は検証され、不一致なら入力値を残したまま警告として表示します。CODE39は小文字を大文字へ正規化し、NW-7は開始・終了文字がない場合にAを付けます。これらの正規化結果もカードで確認できます。
対応形式の早見
- EAN-13(JAN)・EAN-8:数字の商品コード向けです。桁数とチェックデジットを確認したい場合はJANコード作成ページとJANコードの解説を参照してください。
- CODE128:英数字を高密度に扱う業務用コードです。現場の管理番号を文字列のまま作りたい場合に向きます。
- CODE39:英大文字、数字、限られた記号を使う工業・資産管理向けの形式です。詳しくはCODE39の解説へ進んでください。
- NW-7 / Codabar:数字と指定記号を使い、未入力の開始・終了文字にはAを自動付与します。運用上の扱いはNW-7の解説で説明しています。
- QRコード:URLや日本語を含む文字列を入れられます。固定の誤り訂正レベルや印刷時の余白はQRコードの解説をご覧ください。
- ITF-14:14桁の物流用コードを入力できます。桁数エラーが出た場合は、先頭ゼロを含めた14桁になっているか確認します。
CSV・Excelファイルから取り込む
Excelの表をコピーして入力欄へ貼り付ける方法のほか、「CSVファイルを読み込む」からCSV、TSV、TXTを選択できます。ドラッグ&ドロップでも読み込めます。ファイルはまずUTF-8としてデコードし、文字化けを示す置換文字が見つかった場合はShift_JISとして再デコードします。Excelから保存する場合の先頭ゼロや列順には注意が必要です。具体的な保存形式、セルを文字列にする手順、読み込み後の確認はExcelからCSVを書き出す手順にまとめました。
よくある質問
何件まで一括作成できますか?
画面上のステータスは件数無制限として扱います。ただし、ブラウザのメモリや画像サイズが実際の処理量に影響します。
入力データはどこに保存されますか?
入力と一部設定はlocalStorageへ保存されます。サーバー上のデータベースへ送信する処理はありません。
チェックデジットが違うJANは作れますか?
入力値を残した警告カードとして表示されます。利用前に正しい商品コードか確認してください。
同じコードを複数枚印刷できますか?
4列目の枚数を指定できます。ラベル印刷では有効な行を枚数分に展開します。
保存したPNGやZIPはどこにありますか?
ブラウザの通常のダウンロード先へ保存されます。保存先の変更や確認はブラウザ側の設定で行います。