Excel一覧を作る前の列設計

バーコードシートが読み込む基本の列順は、1列目がコード、2列目が表示名、3列目が価格、4列目が枚数です。見出し行を付ける機能はないため、1行目から実データを入れるのが安全です。必要のない列を途中へ追加すると、2列目以降の意味がずれるので、補助列は別シートに置くか、CSVを書き出す前に削除します。

列入力する値例
A列バーコードやQRへ入れるコード490123456789
B列カードやラベルの表示名りんご
C列表示する価格198
D列ラベルへ展開する枚数2

コードだけならA列だけでも構いません。表示名と価格が空欄でも、列の位置がずれないように空のセルを残します。枚数を使わない場合も、既定値は1枚です。価格に桁区切りのカンマを文字として入れたい場合は、CSVのカンマと衝突しやすいため、Excelからコピーしてタブ区切りで貼り付けるか、価格表記を別の文字列として確認します。

先頭ゼロを保持する

JAN、EAN-8、ITF-14、棚番号などは先頭ゼロが意味を持つことがあります。Excelのセルが数値形式だと、012345678901が12345678901のように短く表示・保存される場合があります。入力前にコード列を選択し、セルの表示形式を「文字列」に変更してから貼り付けます。すでに数値化された後では元のゼロを自動的に復元できないため、元資料と照合して正しい桁数へ戻してください。

JANの場合は、EAN-13なら12桁本体または13桁、EAN-8なら7桁本体または8桁です。自動計算をオンにした状態なら本体桁数から末尾を補完できますが、先頭ゼロが失われた値を正しい商品コードとして推測する機能ではありません。ITF-14は14桁が必要なので、CSVへ書き出した後にも桁数を確認します。

ExcelでCSVを書き出す

Excelの保存形式には「CSV (コンマ区切り)」と「CSV UTF-8 (コンマ区切り)」があります。通常の「CSV (コンマ区切り)」はShift_JISとして扱われ、「CSV UTF-8 (コンマ区切り)」はUTF-8(BOM付き)です。本ツールはファイルをUTF-8として読み込み、文字化けを示す置換文字がある場合はShift_JISとして再デコードします。日本語の表示名がある一覧では、まずUTF-8形式を選び、読み込み後にカードの文字を確認してください。

  1. Excelのコード列を文字列にし、A〜D列を「コード・表示名・価格・枚数」の順に整えます。
  2. 不要な見出しや列を除き、実データの範囲を確認します。
  3. 「名前を付けて保存」からCSV UTF-8、または利用環境に合うCSV形式を選びます。
  4. 一括作成の「CSVファイルを読み込む」を押し、CSV・TSV・TXTを選択します。
  5. カードの文字、桁数、表示名、枚数警告を確認してから生成・保存します。

ファイル読み込みは現在の入力欄へ追加されます。すでに入力がある状態で読み込むと、既存行の後ろへ改行して追加されます。不要な二重登録を避けるため、先に「クリア」を押すか、読み込み後に一覧を確認します。ファイルはドラッグ&ドロップでも取り込めますが、ブラウザへファイルを渡す操作になるため、共有端末では取り込み後の入力データを残さないようにします。

コピー&貼り付けを使う方法

CSVを保存するまでもない少量の作業なら、ExcelのA〜D列を選択してコピーし、一括入力欄へ貼り付けます。Excelの列はタブで区切られるため、コード、表示名、価格、枚数の順がそのまま保たれます。1行にタブがあると、その行はタブ区切りで解釈されます。数値として扱われた価格は表示用文字列になり、枚数が空欄なら1枚です。

読み込み後に必ず見る項目

ファイルが開けたことだけで完了にせず、生成結果を確認します。JANなら先頭ゼロを含む桁数とチェックデジット、CODE39なら小文字が大文字になったか、NW-7ならAのstart/stopが付いたか、QRならURLや日本語の欠落がないかを見ます。枚数が0、負数、文字列、1000以上なら補正警告が表示されます。形式違いの行はエラーとして画像化されないため、行番号を元のExcelへ戻って修正してください。

保存と印刷へ進む

生成後はカードごとにPNG保存できます。「PNGを一括保存(ZIP)」では生成可能な画像をbarcodes.zipへまとめ、ブラウザのダウンロード先へ保存します。ラベルへ並べる場合は、表示名・価格・枚数を確認し、ラベル印刷パネルで用紙プリセットを選びます。データ整形はExcel、バーコード化はブラウザ、印刷確認は実際の用紙と読み取り機、というように工程を分けて確認すると、どこで値が変わったか追いやすくなります。