NW-7(Codabar)とは

NW-7はCodabarとも呼ばれるバーコード形式で、数字を中心に、運用上必要な区切り記号と開始・終了文字を組み合わせます。宅配伝票、図書館の貸出管理、血液バッグ、会員証など、既存の読み取り設備と規約がある現場で使われてきました。商品流通用のJANと同じように見えても、用途も入力規則も違います。採用する場合は、読み取り機と業務システムがNW-7を受け付けることを確認してください。

使える文字とstart/stop

本ツールのNW-7入力でデータ本体に使えるのは、数字0〜9と、ハイフン、ドル記号、コロン、スラッシュ、ピリオド、プラスです。バーコードの両端にはstart/stop文字としてA〜Dのいずれかを置きます。開始と終了は、読み取り側へデータの境界を伝える役割があります。チェックデジットは常に必須という扱いではなく、導入先の規約が採用しているかを確認します。

入力本ツールでの正規化意味
12345678A12345678A両端がないためAを開始・終了に付ける
a1234aA1234A大文字化後、両端Aは維持
B1234CB1234C既存のstart/stopを維持
A12B3Aエラー本体にBが含まれ、許可文字ではない

本ツールの自動付与

「NW-7 / Codabar」を選ぶと、入力値はまず大文字化されます。先頭がA〜Dでなければ先頭にAを追加し、末尾がA〜Dでなければ末尾にAを追加します。したがって数字だけの12345678はA12345678Aとして処理されます。入力時点でstart/stopを付ける場合は、B12345678Cのように指定すれば、その組み合わせが保たれます。自動付与後の値は結果カードのコード表示で確認できます。

自動付与は、入力の手間を減らすための正規化です。利用先がA〜Dのどれを使うか、startとstopを同じ文字にするか別の文字にするか、チェックデジットをどこへ入れるかは、導入先の仕様を優先してください。データ本体にA〜Dを含めたい場合は、NW-7の文字規則上の意味と衝突する可能性があるため、受け側へ確認してから入力します。

チェックデジットの扱い

NW-7ではチェックデジットを任意とする運用があります。これは「常に不要」という意味ではなく、伝票番号や会員番号を誤読から守るために導入先が独自の計算方法を決める場合があるということです。本ツールにはNW-7用のチェックデジットを自動計算する設定はありません。完成済みの番号を受け取ったら、その番号に含まれるチェック文字を含めて入力し、読み取り後の値が元資料と一致するか確認してください。

作成から印刷まで

  1. 一括作成を開き、コード種別で「NW-7 / Codabar」を選びます。
  2. 数字や許可記号を1行1件で貼り付けます。表示名や枚数は2〜4列目へ入れられます。
  3. 「一括作成」でAの自動付与、使えない文字のエラー、カードの画像を確認します。
  4. PNG保存またはZIP保存を行い、紙へ配置する場合はラベル印刷へ進みます。
  5. 実際の伝票・会員証などと同じサイズで試し刷りし、使用するリーダーで読み取ります。

枚数列は他の形式と同じく、空欄1、正の整数、最大999枚という扱いです。カンマまたはタブで列を区切れます。価格列はNW-7のデータには入らず、ラベルの表示用情報として扱われます。QRやJANと同じ一覧を使う場合でも、NW-7を選んだ状態で数字以外の入力を混ぜると行エラーになるため、形式ごとに入力一覧を分けると確認しやすくなります。

読み取り確認で見るところ

NW-7はstart/stopが正しくても、印刷のにじみや細線の欠けで読み取りに失敗することがあります。倍率スライダーは0.5〜3.0倍ですが、実際の用紙で必要な幅はリーダー、距離、照明に左右されます。左右の余白を残し、ラベル枠からバーを切らないようにします。位置がずれる場合はラベルページのX/Y微調整を0.1mm刻みで使い、テスト印刷を挟んでください。